夢士のお気に入りの歌一覧
もなca
喧騒にゆがむ都会の夜の隅でひっそり羽化する蝉たちの夏
21
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コーヤ
打ち上がる大輪の花キラキラと雨降るように散り消えゆきて
16
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コーヤ
赤に青とりどりに咲き散る花火心奪われじっと見つめて
14
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コーヤ
小花咲く線香花火じっと見る早散りゆきた母が浮かびて
18
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小林道憲
わが胸をゆするどよめき 夏の日の海辺の波に寄せる恋しさ
20
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風花
招待状来ぬを陰謀と恨み節手違いと知り敵を味方に
13
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只野ハル
入院加療中と記された暑中見舞い届きその人を思う
12
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只野ハル
ひまわり畑の上飛ばされて行く赤いリボンの麦わら帽子
15
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林林
親と子で揉みくちゃになり朝昼晩ノンストップの夏を駆け行く
14
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片井俊二
鳴く蝉をじっと見上げる瞳には輝いていた少年の日々
15
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へし切
ありがたや 今日の一日の無事なれば あしたはあした 良きこともあれ
25
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只野ハル
建築の陰から陰に潜み行く市街戦だと思う夏の日
9
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速魚
人生を楽しく生きよと囁く悪魔が酒を注ぎくる夜
14
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潮月繁樹
月明かり寝際の床に網戸より風に乗りしは蛙の合唱
28
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風花
万緑に映る光の眩しさよ気分新たな朝の遊歩道
19
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へし切
くるおしき瞳を見ればひとめぼれすまし顔でも見つめられたら
23
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詠み人知らず
たいまつを担ぎてゆくは那智の滝扇みこしが夏の火祭り
12
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詠み人知らず
御朱印を二人でもらう老夫婦十三仏のお寺を参る
8
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コーヤ
朝陽射し荒い山肌克明にみゆる富士山神々しくて
12
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詠み人知らず
くさはらが眩しく見える陽射しにはみどりの虫も蛙も見えぬ
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