煩悩のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
オロナイン 二瓶空いて春が来る花芽に触れる癒えた指先
22
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へし切
さびしさに堪へて老い身のひとり居も年ふるごとに弱げませまし
24
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灰色猫
涙という深い深い水脈で世界はみんなつながりあえるさ
18
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灰色猫
全力で主役を生きた十代が今でもわたしの背中を叩く
27
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へし切
ピョンチャンの凍れる空にむせび泣くせつなき響き アリランの歌
19
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石川順一
髪の毛が落ちるヨーグルトの上にキウイが五切れ入れられて居る
8
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石川順一
柱時計止まる頻度が高まりぬネジの巻き方偶に間違え
12
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石川順一
春の雪車の上に僅かだけ粉の如くにまぶされ居たり
15
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石川順一
長良川沿いにくねくね道を行くガードレールが無くて怖くて
16
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石川順一
よく見れば県道表示「一号」は岐阜県道であるに驚く
9
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石川順一
木曽川や長良川らの大橋を通過して行く岐阜県側に
9
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へし切
誰がための五輪なのかと ふと思う 極寒 強風 とまどう選手
18
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滝川昌之
寄せ書きのきみの隣が空いていて「将来の夢」に二人ならんで
25
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灰色猫
南国の海と出逢えば空想の落書きたちも踊りだすかも
16
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灰色猫
ごめんという大事な言葉を忘れては僕らは幸を零すのですね
16
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灰色猫
大切な形見としてのオルゴール悲しい歌詞も愛してみます
18
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灰色猫
いつまでも世界に一人であることの影を引き連れ旅立ちますね
15
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灰色猫
世界中ありとあらゆる戦争がチョコが飛びかう恋心であれ
12
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詠み人知らず
根ぐされを起こして枯れたサボテンに私の罪がしたたる温室
15
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詠み人知らず
大海を知らずに見上げた青さには私が嵌まってゲコゲコと鳴く
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