ころすけのお気に入りの歌一覧
悠々
微温的人生たりしと思わねど消えざる炎わが胸を灼く
16
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芳立
君がため春の花々もとめむになに紅紫色を黄とや謂ふらむ
9
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芳立
めぐる春しづのをだまき繰り返し愚かに騒ぐ確定申告
13
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螢子
背の君は空気の如き存在で無色透明でもそこにをり
10
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薫智
キャラバンの淡いピアノの旋律に深い世界へいざなわれてく
8
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杏子
わが夫は 現実主義が服着てる働き者で 趣味は あ た し
12
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悠々
吾妹子は居るかいないかひっそりと影のごとくに我があとにつく
15
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笠原宏美
「死にたい」と声を枯らして叫んでたあの夜 わたしは貴方を見つけた
8
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山桃
わが夫は美男で有能浮気せず金も使わず気も使わせず
24
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杏子
眠るような 顔で 並ぶ人形の石榴のような くちびる 光る
6
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たんぽぽすずめ。
桃の絵を領収書へと残したい美人だったよ三月三日
8
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悠々
あさきはる風に舞ひたるひとひらの梅の花びら掌に落つ
19
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薫智
泣き笑い 合格したと 両手上げ雪降るなかで君をみていた
11
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光源氏
名を問へば春告げ鳥と答へたりしばしとどめて上の空かな
18
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薫智
どこまでも走り続けて来たのはさ止まると未来が消えちゃいそうで
12
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螢子
君と過ごす最後の夜とならざるを知らぬが佛ひいなの夜に
8
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さよここ
トラックにダンボール達積み込まれ半分残る過去に黙って
4
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たんぽぽすずめ。
自転車に翼があれば落花生好きなインコを乗せて飛ぶはず
7
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うにうに
宵闇に乗じて溶ける黒猫の瞳の蒼に請われるままに
14
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うにうに
いつのひか飛び立つだろう撫でしこのまっすぐな目を受け止めている
12
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