ほの香のお気に入りの歌一覧
inosann
このところ未明三時の目覚めありうたのわひらき拍手をおくる
18
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朝がお
文に見るこの妖しき色はあなた色時に装ひ時に艶舞の春
7
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詠み人知らず
全速で日没を追う新幹線 きみは太陽ぼくはのぞみだ
11
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inosann
「夜は移す寒さを避けて」と客の言うカニサボテンに玄関にぎわう
13
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あき
ひとりずつ家族の数も減ったけどたまにはまるいケーキもいいね
17
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詠み人知らず
まだ髪にこびりついてる悪夢の滓を 瞬時に払う君の「おはよう」
14
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へし切
大切に残る命を慈しみゆっくり生きよう萩がこぼれる
27
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イマココ
骨付きの ローストチキンに齧り付く 母の背中の丸さ哀しき
6
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万野
帰省前 堪忍袋 大人買い 犬年 猿年 仲悪し親子
2
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みやこうまし
暮れ迫りまず図書館に足運び短歌集などまとめて借れり
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浅草大将
翼なくてつちに呻かふひとの身のいかでか鳥と空に歌はむ
8
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住川幸
「各車両、両端の戸を閉めます」と車掌の告げる冬の深まり
3
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イマココ
一日を 一歩と思ひ歩み来し 獄の吾にも 年あらたまる
8
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朝がお
日が暮れる街はうごめくそれぞれに人にやさしくあれ深海の如く
7
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律
「吐く息が舞い上がって星になる」 あなたがくれた、やさしい寓話
11
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春咲
ふるゆきの 翁のしろかみ 切りしおり 重ねし年と 恩をおもひづ
15
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へし切
何言わず背中で語る人生を子らは見つめて受け止めていた
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恣翁
寒さうに 掻き合はせたる襟巻に 顎を埋めし君ぞ愛しき
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梨本みどり
本棚に教科書ならべ隙間ない同じ高さの秩序見ており
6
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日向猫
少しずつ呪縛が解けていくことと孤独が増すのは同じ速度で
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