文麿のお気に入りの歌一覧
もなca
手を合はせ祈る横顏おだやかで何やら美し母のゐずまひ
18
もっと見る
夏恋
あの蒼いちっさな君のアパートの部屋をシチューの匂いで埋めたい
34
もっと見る
あまおう
甘い謎、読み解けなくて僕たちは途方に暮れる。意味はないのに。
15
もっと見る
知久
欠片だけ満たされて識る強い飢え愛と理解を浴びる程欲し
5
もっと見る
あまおう
邪な僕の思いは晒さずに澄んだきみだけ映す満月
29
もっと見る
もなca
冬晴れも梅のつぼみも父逝きし日を偲ばせて七回忌終え
12
もっと見る
市川春水
春ちかく雪のいのちはみじかくて空のあいだのいのちなりけり
9
もっと見る
紫草
「おかあさん珈琲」と言いて座りたり言葉少なに娘は甘ゆ
20
もっと見る
市川春水
難しいコトバ使うよりかんたんに言うほうが難しくないですか?
9
もっと見る
夏恋
ハムエッグ野菜サンドに恋重ね君に食べさせたかった朝食
15
もっと見る
いちにのパッパ
眠い目をこすって起きる姿さえ凛々しくもある卒園間近
12
もっと見る
詠み人知らず
ふと見せた強気なあなたの憂い顔 私の中の「愛」動き出す
15
もっと見る
桜園
幼子に返りしやうな姑の髪我が手にとかすに目を細めたり
19
もっと見る
桜園
外は雪中はストーブ赤あかと姑かこみて夕げあたたか
22
もっと見る
もなca
鳴き交わす声にぎやかな植え込みにきみどり色の見えて隠れて
13
もっと見る
まりこ
暗闇を何万光年突き進み届いた光をあなたと見たい
4
もっと見る
ふきのとう
われ来るをまだかまだかと待ちわびて老いたる母は戸口に立てり
17
もっと見る
ふきのとう
病室の母を見舞えば手招きし小箱の菓子を吾にくれたり
33
もっと見る
市川春水
高窓に見ゆる珊瑚樹の梢葉は夕暮れ染めて空に溶くかも
14
もっと見る
市川春水
小春日のたそがれ空は雲紅に山紫に消えてゆくかも
14
もっと見る
[1]
<<
102
|
103
|
104
|
105
|
106
|
107
|
108
|
109
|
110
|
111
|
112
>>
[132]