ほの香のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
二度寝する罪悪感を越えるもの 骨さえ溶かす自壊の甘味
13
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光源氏
あらたまの春の旭をたてまつり常磐にしげる峯の松が枝
11
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詠み人知らず
春がきた歩き始めたみぃちゃんの 下駄のからころ リズムに惹かれ
16
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朝がお
本堂で鐘の音背に筆持ちてさやに始まる年迎えた春
7
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詠み人知らず
正月の買い物してる夫婦だと 景色に溶けて見えたらいいな
13
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日向猫
有形の恐怖にばかり囚われて無形の畏れを忘れる不遜
22
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南美帆
変わらないものなどないの君たちが我より生まれた事実の他は
9
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赤石仙人
年賀状自選の歌を三首載せこの一年を愛しみ終へむ
8
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五穀米
髪を上げベールを垂らし弁天はじゃらんと弦を掻き撫でるかも
5
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恣翁
雪冠るイヌマキの枝 撓垂れて 吐息つくがに 時に震えり
18
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ゆうくん
冬空に 水三景の 美を想う 六花 街には白いデザイン
1
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詠み人知らず
帰らない時間や人を待たないで 宇宙は逆に回りはしない
15
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備前 大輔
時と寝る 人と時代と営みと今へ途切れた過去の悲しみ
4
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只野ハル
年越しの野菜求めて歩行器を押しつつ父は朝市に行く
12
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芳立
わがために刃の葉せし草々をよしやあしやとたれか定めむ
9
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紫草
この年にお世話になりし方々をつらつら思い感謝噛みしむ
15
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みやこうまし
より高き嶺を目指せば随伴の減りて孤独の道を行かねば
14
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恣翁
荒涼と 闇に沈めるみづうみは 鉛のごとく動かざりけり
19
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朝がお
曲り角 迷いて右へ 君と会う 寝れずの夢は 露華に消えゆ
1
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朝がお
今日もまた通りゆく路なのに魔がさして曲り角背に魔法の世界へ
4
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