文麿のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
パレットのとなりどうしで混じりあう赤い絵の具のようね あなたは
15
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詠み人知らず
何事もなかったように穏やかであなたのようにズルい青空
23
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夏恋
恋人は大切だけどあのひとはわたしにとって特別なんです
17
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夏恋
恋々と焦がれ続けてもう逢えぬだけどもし今どんなわたしで
13
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夏恋
一言の断りもなく清掃の看板無視して排泄するな
8
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まぽりん
咲きもあへずほろほろ散りぬ白椿やがて消ぬべき雪の恋路に
29
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知久
雪の日は時のめぐみをもたらせり静かにわれと向き合う時を
12
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市川春水
兵隊が美田を惜しむ世は過ぎて荒田をわたる風のさびしき
9
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市川春水
「発車します」 ひとりぼっちのバス停にかすかに梅が薫った気がした
12
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市川春水
停車場でドアが開いた一瞬にふわりと梅が乗車してきた
35
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もなca
新しいノートをひらく指先にあわい未来が舞いおりてくる
23
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詠み人知らず
春立ちぬ 風は温みて梅が枝を揺らし誘う 日だまりのさき
21
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ふきのとう
ぬくし夜に落つる雨音心地よく疲れた身体眠りに誘ふ
19
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ふきのとう
如月に広がる空はしらじらと映る川面は春のきらめき
20
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遠井 海
福豆のくず散る部屋に小鬼らが静かに眠る立春の明け
57
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夏恋
三婆が若い女の事務員をイジメてるように見える現実
5
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詠み人知らず
曖昧に重なる夢と現実を二人分けあう冬のラザニア
20
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詠み人知らず
桃色の付箋をつけた頁ごとちぎった空に風花は舞う
15
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桜園
学問や姑の介護に詠草と疲れたまるが満ち足りた日々
18
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もなca
あたたかな雨を含みて芝草は春の芽吹きの支度にかかる
19
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