KENのお気に入りの歌一覧
ななかまど
二ヶ月の間に悔やむことあれば止めればいいのに何を抗う
11
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へし切
悍ましく 心を病みし妄想に 耽るあなたは 裸の王様
9
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時計台
新しき出逢ひのありて嬉しけり 七十路半ば 友垣の増す
9
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横井 信
雨の跡青葉にひかる田園の土の香りに鳥や飛び立つ
9
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滝川昌之
枝中にわんぱく力士のミニ銀杏 春のイチョウは発揮揚々
9
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茂作
手を廣げ春を引き繼ぐ花水木 空に交じらぬ薄紅のいろ
14
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へし切
花ちらす風のやどりを 誰や知る こぼれて匂ふ 山吹の花
14
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横井 信
堤防に青葉の映える雨の跡今日はゆっくり階段を踏む
7
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時計台
給食の「脱脂粉乳」不味けれど 児童の身体に有りがたき糧
7
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茂作
同じ柄マスク姿の親子連れ コロナに負けない小さなお洒落
13
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滝川昌之
ツツジ咲く頃には会える子の帰省かなわず過ぎてまた躑躅咲く
11
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ななかまど
妻と喰う苺くち中いっぱいに酸味甘味が上手く爆ぜおり
9
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時計台
花散りて心かなしも八重咲きの乙女椿にふと魅入りをり
9
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へし切
惨殺も在りはしないと 露国では噓は 如何やら自由なるらし
8
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茂作
下手もあり藪鶯の鳴き淀み そろそろ歸る旅寢の支度
13
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滝川昌之
藤の花 棚に群れずに枝垂れれば零れる滝の飛沫のごとく
11
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横井 信
ゆるやかな午後の陽射しに揺れながらはらりと落ちる初夏のゆずり葉
13
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へし切
アスファルト舗装の隅の すみれ草 けなげに咲きぬ 小さき命
12
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茂作
禪室に枝を運べば華やぎて 佛生まるる今日の集まり
11
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横井 信
若鳥がさえずりながら越えてゆく川のみぎわの揺れる花びら
9
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