秋日好のお気に入りの歌一覧
雪柊
詩を綴り 調べに乗せて 口ずさむ真理を突いた幼子の歌
20
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光源氏
夕霧もやがて晴れなむ明石潟夢見せたまへ明け果つるまで
21
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雪柊
二千回 拍手を頂く光栄を励みにしつつ 日々を送らん
17
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野々花
涼風に一葉の重み水えくぼ月の明かりに悲しみ拡げ
17
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コーヤ
降りそうな空を見上げてペダル踏みひた走りゆく紫陽花の前を
18
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雪柊
積み木積む 吾子の背を撫で微笑めば「あっち行って!」と冷たいお返事
18
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桐生賄
ソリダコは 主役の花を 引き立てる 縁の下の 力持ちなり
15
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沙久
脱け殻が まだ姿見せる 紫陽花の 葉が愛しげに 蕾を抱く
16
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麻
さみだれも世のならひとや立葵直ぐなる茎に咲き急ぐらむ
17
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恣翁
山陰に 生ひ茂りたる根笹分け 角ぐむ蘆に 石楠花覗く
19
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ながさき
「いよいよ」の 心を常に 持続して 悔いなく生きる 明日のために
21
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ながさき
残雪や 漢の精の 一しづく(悠々) これが最後の 見納めなるや
17
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リクシアナ
茎の丈そろえて落とす枝鋏白菊を活け香炉を拭う
18
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リクシアナ
山肌に羽衣きせる煙雨たなびき濡らす緑の裾野
21
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リクシアナ
藍染めの祖母の片袖つめ草の青さ匂いし幼きあの日
22
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只野ハル
綻びても捨てられぬ衣類ひとつ取りその場で繕ってみる
13
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只野ハル
麦秋に淋しさ覚ゆ初夏の夜麦酒の苦み飲み下しつつ
19
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野々花
膝小僧抱き締めながら見つめてる線香花火の火玉の行方
22
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野々花
読み掛けの本に挟んだ夏落ち葉どこか切ない心が宿る
14
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河のほとり
面影の見ゆともなくて郭公鳴けばながむる空の虚しさ
18
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