本能寺のお気に入りの歌一覧
千映
まじまじと 手の甲眺め ほっとする「良かった まだ女の手よね」
12
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詠み人知らず
若葉よりもみじのほうが危ないと車を見てる我も老いたり
11
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そぶ
眠れないあなたにそっとぬくもりを決して色褪せぬ夢と共に
11
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こぐまじゅんこ
ハンミョウがきらきらしながらとんでいく 秋にむかう道 おしえてください
7
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ながさき
山鳩の つがいが水を 飲みに来る 「はー君が来た!」 妻は呟く
18
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詠み人知らず
断言す君の病は消えてゆく なぜなら僕が かなしいからだ
13
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Chico
東京で迷子になったら尋ねよう葛飾柴又フーテンの寅
18
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詠み人知らず
遠い日の 二人の時間に 連れてって私の髪が 乾かぬうちに
10
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詠み人知らず
汽車なれど車輪だけのるレールあり黒き車両は写真で展示
7
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恣翁
羌笛に混じりて 夜の水面にぞ 菱摘む女らの唄泛かびける
17
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へし切
女郎花いまを盛りと咲き初める花に寄り添ふ男郎花かな
23
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まぽりん
三十路へと年はふるとも女郎花いまを盛りと咲きぬべらなり
33
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ながさき
竹林の 風に揺られて オニヤンマ スイースイーと 軽やかに翔ぶ
20
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詠み人知らず
焦りより祈りの数が多ければ 通じるものと 決めましたから
18
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むくり
孤愁はも 極まりぬれば 幽かなる うちなるものにや 親しみの沸く
9
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コーヤ
うす紅の小花咲きたる萩の枝今宵の月の飾りとなりて
21
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野々花
「逢いたい」と綴った手紙百通をボストンバッグに詰め込んだ夜
7
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桐生賄
ご近所の 風鈴の音が 一段と 空しさ誘う 夏の終わりに
12
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Chico
クラヤミで「アカルイミライ」呟ゐて、そんなライトにしがみつゐてた。
11
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むくり
さびしさは 積もり積もりて 吾と人と 世界を見違ふ 澱となるかな
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