詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
薄日差す常磐の道つき進む青田広がる関東平野
18
もっと見る
大野 冨士子
ざわざわと高速艇の分ける波 自然に優る 鋭角を成す
115
もっと見る
恣翁
耳澄まし 聞こえぬ筈の 夜の声を 首を垂れて聞き入りてけり
21
もっと見る
滝川昌之
同僚がチームになった瞬間に仕事は心で動き始める
19
もっと見る
kingface
茹だる日は鯉や鵜やサギさらさらと水になじみぬ夏の鴨川
5
もっと見る
kingface
水与ふ苺の苗は萎るやも盛る夏草手入れせざるに
5
もっと見る
kingface
夏の夜は床几に掛けてうちわ手に星眺むれば風やのどけき
5
もっと見る
リクシアナ
パレットに並べし十色柔らかく筆を洗えば揮発油かおる
33
もっと見る
中野美雄
鎮魂歌に父も母も弟も妻も祖父母もみな笑みて過ぐ
5
もっと見る
千映
指先を使って母は格闘す七夕飾りの合間のカルピス
12
もっと見る
恣翁
滑らかに 濡れて光れる翡翠ぞ 青かる魚し 突き進むめる
17
もっと見る
へし切
黒髪のみだるる今朝は解きて待て明ければ暮るるものと知らなむ
29
もっと見る
千映
目の前で恋を愉しむ二人見て君もテンション上げていいのよ
10
もっと見る
inosann
珈琲の香に解れるひと時に軽き頭痛も和らぎ行くかも
22
もっと見る
中野美雄
ほろび逝くいのちを愛しみ波響動む切岸にひとり海はら見放く
5
もっと見る
中野美雄
海鳴りの響動もすみちを我が辿る逝きにしきみの笑まひ恋ひつつ
7
もっと見る
Chico
鱗めくスパンコールの一枚を手に戻り來ぬ 魚町路上
18
もっと見る
中野美雄
よの風に言の葉さわに乱れども わが世の芯にかかわりはなし
9
もっと見る
Chico
球場は快晴なりとアナウンス 自棄に高鳴る君が心臟
22
もっと見る
中野美雄
死に至る病と知りてあらためて人みな斯くと思ひはすれど
7
もっと見る
[1]
<<
95
|
96
|
97
|
98
|
99
|
100
|
101
|
102
|
103
|
104
|
105
>>
[280]