Proverbeのお気に入りの歌一覧
横井 信
古ぼけたお寺の前の街灯のあかりに揺れる冬の夕凪
10
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うすべに
注連飾り いのりを空に見送れば ふくらむ梅に遠巻きの鹿
8
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ひげじぃ
揺れし地に抗えもせず固まりて己が無力を天は嗤えり
11
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武蔵野
頃中の 密を避けては 休養し 栄養増して 睡眠とって
6
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滝川昌之
歩道橋じゃんけんグリコで上り下り霜焼けの手を握り開いて
17
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ななかまど
色のない大地に灯る福寿草気付けば足に春を呼ぶ聲
11
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紫草
古きもの一周回って刷新し見慣れた夫を再た好きになる
11
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茂作
さきがけて春を集めるひとすじの 黄色に萠える菜の花の道
15
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KEN
束の間の 雪消日和に 搖らめゐて 人影眩し その束の間の
10
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うすべに
しんしんと枯れ木の森に花もよう 川の音だけ聞く赤い橋
9
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しげ
深呼吸して味わおうこの日々を客観的に心静かに
6
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滝川昌之
明け遅く日脚が少し伸びる頃 探梅兼ねて辿る家路よ
13
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紫草
きみと吾の正義はどうやら違うらし駆けだすきみの背中見送る
11
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ななかまど
灰色の空を斬りとり舞い降りぬわれの十指の節くれに雪
10
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夕桐
ひつそりと真つ赤な椿さく雪の はらふことすら憚るる
6
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夕桐
眞つ新な和紙に散らしたかな文字の 隙間を照らす私の禅
4
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千映2
腰のないクタクタうどんが恋しいと想う私は元京都人
4
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へし切
専門家 又候おかしな事を言ふ 人が動けば人は集まる
10
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灰色猫
咳しても一人の人は愛情を欲しがるようにアイス求める
11
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灰色猫
雪解けの川で洗いし羽衣を天女のように羽織る春の日
10
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