うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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夕夏
とうかまえにはみなかったかたくりがつぼみをつけてまだうなだれて
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アガサ
春孕む雨を受けたる土手の草 青さいや増しいのち万歳
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詠み人知らず
うめのはなきれいにさいたうめのはなひらがながよくにあうなきれい
4
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アガサ
久々の陽を受け川面はさざめいて 今日は良き日と笑っているよ
3
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秋日好
子羊がふるふる震える牧場には復活祭を待つ花が咲く
13
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詠み人知らず
逃げ遅れ白む月影みやりつつ頬そめ出づる春は曙
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び わ
庭の木瓜（ぼけ）紅のかんざし枝飾り今が春よと自慢顔して
6
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詠み人知らず
道真の魂うつりしか花弁の化石のごとき桜石かな
9
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聴雨
のこり風に打たれし椿の花拾ひ手のひらにのせ涙する人
7
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芳立
冴えかへる里をはなれて江戸川の岸を染めたる菜のはなの春
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恣翁
午近く 障子ゆ射し込む影薄く 鶯の音も湿りたるかも
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横井 信
輝ける 若葉の先に 留まりし 雫は待てり 君の一声
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夏野この葉
春は来るのでしょうか？とのテレビを見、つい笑ってた春は来るわよ
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へし切
春分けて日ごと日中の日はのびて ふと気がつけば微睡みの中
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アガサ
木漏れ日が影絵で映すヤマボウシ 光が笑い影が追いかけ
7
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千映
白きもの墓を埋めて削り花みちのく春の風物詩見る
10
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北家
いまはただ縁となりし身を歎き水底おもふ莊川櫻
7
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矢車菊
忘れていた風の匂ひを思い出す 春、きらめきをまた追いかけて
8
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矢車菊
昼の月は菜の花いろの夢の中まだ来ぬひとを待ちいるやうに
8
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矢車菊
とけ残る雪のごとくにきらきらと言えない気持ちずっと抱えて
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