うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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高松 蓮
葉桜の 色の違いを ことばにて 表す力の なさがつまらぬ
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石川順一
伸びて行く羽根はオウムに相応しいタゲリやオカメインコにもある
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藍子
病院の庭にそびえる桜の樹蕾色付き開花を待つ日々
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石川順一
山の絵がロックを奏でる時もある浮かんで居るのはお祭りだけか
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falcon
とひゆけば花散る道に春くれてあと幾たびの花を見るかな
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明星
太陽の眞つ赤な色を愛でました今日はつきりとこの目でしつかり
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高松 蓮
週明けて 花なき桜の 葉の色は 悲しと見るか 愛しと見るか
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び わ
夏みかん小さな木でも大きな実一つ二つと吾みよがしに
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葱りんと
うたのわに 居て渇するは 自然なり 土緑花 桜よカモン！
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まほろ
行き先も見ずに列車に飛び乗って桜吹雪は西へ流れる
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ななかまど
飛行機は北に向かいて急ぎたり春の夜空に静謐の闇
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詠み人知らず
春陽うらら 霞うつつに架からねど見はるかす物ふと朧なり
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深谷真雪
太陽は加減を知らぬ 僕は逃げしづかにまばゆひ月を思ふ
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吉野 鮎
ブルームーン 花隧道のまにまにやもれくる光花にほどけて
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権五郎
しろぶなの千枝に耀ふむつの花風な散らしそよぎる時だに
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真如
石走る 雪解の水の 春の唄 しぶき光て 湖まで往かむ
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蔓葵
ふるさともすめばみやこの青柳にほころびわたる花さそふ風
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深谷真雪
ブルームーン隙もなく光る折れそうな三日月だった頃を忘れて
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へし切
ふたたびに弥生も末に満つ月の霞む夜空に花の雪散る
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コタロー
吹きこぼれ水面に落つる花びらはナルシスのごと己に醉ひぬ
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