うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
-
バロンマン
まだ暖かき雀の骸 手に取りぬ ぬくもりが消ゆ 命の火が消ゆ
3
もっと見る
-
び わ
今という何も変わらぬようにみえ神くだされし貴重な宝
3
もっと見る
-
新座の迷い人
我が妻と 何時も歩いた 散歩道 今年も咲いた 山吹の花
13
もっと見る
-
バロンマン
夜の浜に彷徨い出れば波の間に月まで続く道ができたり
5
もっと見る
-
バロンマン
雨上がり人も車もゆく道を奇跡のように蝸牛わたる
8
もっと見る
-
千映
綿あめの如く食べたい雲ありてふわりふわりに甘い香りある
14
もっと見る
-
可不可
命まで呑みこむ地震 ＴＶでしか視ない私も或日か当事者
6
もっと見る
-
詠み人知らず
泡立った雲の群へと飛び込んだ 鳶の翼と透いた空色
4
もっと見る
-
詠み人知らず
夏風に誘われ上る 山寺の 青き峰々望む駅舎に
8
もっと見る
-
コタロー
鴉鳴く大樹の上で葉々搖らし遠くの鴉鳴きて答ゆる
7
もっと見る
-
コタロー
水面蹴り前へと進むアメンボウ小さな水輪出來ては消える
8
もっと見る
-
新座の迷い人
ほととぎす 暁空でへ 飛び去りて 八千八声 鳴いて果てるか
4
もっと見る
-
聴雨
細やかな日常の隅に落ちている糸くずほどの幸せが好き
9
もっと見る
-
聴雨
夕さりて白雨けぶれる山すそに白ひときはの百合の花群
7
もっと見る
-
聴雨
裏庭に猫なで声のネコのゐて姿見えねどまなざし見ゆる
4
もっと見る
-
聴雨
わが胸に眠る幼の頬に似てはんなりとした夏至の夜の月
9
もっと見る
-
横井 信
足元で水滴跳ねる王冠の朝に降る雨 白百合の花
14
もっと見る
-
千映
「待ってたよ」ようやく咲いた百合大輪花粉を避けて洗濯を干す
10
もっと見る
-
藍子
薄暑なり緑の季節吹く風は汗も爽やか躍動の時
17
もっと見る
-
矢島 聡
冷たくて 暗い夕暮れ 雨の中 ぬれがらす二羽 よりそうそっと
3
もっと見る
