うたの一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
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橋本弘行
年賀状メールアドレス入れてみた帰りがあった喜び十通
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詠み人知らず
跡形もなく朽ち果てた恋歌の毒がいずれは血清になる
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詠み人知らず
クリスマス蝋燭の数夢を見て夢を見ただけ幸せの数
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橋本弘行
施設には利用者の顔の数だけ履歴書がある武勇伝数はその三倍はある
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詠み人知らず
うとうとと うとうとかさね イブの夜 絶望名言 きれぎれに
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詠み人知らず
ささやかな思いがひとを温める冬が嫌いになれない理由
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詠み人知らず
口惜しや今年最後の満月に嫌われキッシュの味付け濃い目
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ＫＥＮ
人知れず神に召される樅の精ジングルベルが鳴りやむ夜明け
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亜比木洋華
何となし一つの時代終わりつつふと思い出し鬱になりにけり
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詠み人知らず
鈍色の 雲間走る 光の剣 サンダーバード 母残して
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秋日好
舞い戻る 六花の風に垣間見る今年も吾を気遣う姿
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ななかまど
障子戸を冬日のかけら入りきて母の好みし籐椅子の向き
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滝川昌之
鼻を衝く異臭は地下の一角に段ボール纏う冬は厳しき
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詠み人知らず
セクハラとモラハラジェネレーションギャップ忘年会は必要なのか
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詠み人知らず
生き急ぐ世間は全てモノクロでプレゼントだけ色づく師走
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ＫＥＮ
萱の奧 瀬音に滲む 白鳥の 聲胸絞める 雪の降る前
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詠み人知らず
中敷を忘れていった王子さま魔法がとけておじさまに成り
1
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詠み人知らず
師走とて することもなし ボヘミアンラプソディーする 午後のひととき
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滝川昌之
墓碑銘となりて哀しき君の名を学級委員の丸尾（マルオ）が叫ぶ
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可不可
顔半分マフラー巻いて夜あるく ナイフやピストル持ってないけど
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