うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
木漏れ日をすくい抱きて太古より巡り来たりし春愛しむ
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詠み人知らず
秋立つも未だ焼くがに射せる陽に褪する垂れ簾の陰ありがたし
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び わ
良く晴れて秋朝のごとすがすがし青空めざし朝顔のつる
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ＫＥＮ
夏日星落ちる姿はなほ紅くこの夜の人の悔い燃やす如
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石川順一
種無しのブドウが並ぶ贈答品コーナーの前レジであります
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石川順一
道路には昼間の温み未だあり蝙蝠居るから蚊に刺されずに
15
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横井 信
雨去りし朝に聞こえる蝉の声窓に流れる風のささやき
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横井 信
直売の暑き日差しを閉じ込めて甘い香りの巨峰のひかり
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可不可
雑草も発火しさうな昼さがり 薄荷なめたら舌に打ち水
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もみじ☆彡
ペルセウスメデューサ退治の凱旋に夜空を渡り星をふりまく
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コタロー
揚羽蝶好きな香の花見つけ密着しつつ蜜を吸ひ込む
5
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詠み人知らず
イルカとは水族園で握手をし首の無いのも魚屋で見た
5
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詠み人知らず
台風の過ぎ去りし夜の滿天の星屑迫れり素肌射るごと
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林林
バケツ稲無事に穂をつけ手を合わす先に小さなおしべも見えり
21
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林林
灼熱の日にも繁れる苦瓜（ゴーヤー）は夏草に根を守られてをり
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林林
猛暑日も花梨は青き実をつける吾も秋への備えを少し
21
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び わ
畑にて雑草取りに吾忘れ三日たたぬにまたまた新芽
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滝川昌之
雷鳴は何度も襖に反響し庭木の影を障子に映す
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コタロー
坂道の上へ上へと白百合が汗の吾へ向き香を放つ
6
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ＫＥＮ
泥土沈む豬の白骨隱り沼の花となるかな命循れば
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