うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
|
|
-
ふきのとう
駅に待つ茶色のコートの迎え人いるはずもなき亡き母に似る
84
もっと見る
-
日央
白雪のちらりちらりと降るるのを転びて見やる時の優しさ
2
もっと見る
-
まるひこ
家族写真に写り込んだ白い玉おじいちゃんだとみな喜んだ
6
もっと見る
-
久哲
お布団のぬるい彼岸で矢も盾もたまらず姉は羽化をはじめる
5
もっと見る
-
粕春大君
子をおもふ心は同じ小野つ鳥雉子鳴くなりもゆる春陽に
15
もっと見る
-
さる
わが妻の誕生日けふお祝ひの歌を贈りてよろこび伝ふ
18
もっと見る
-
ケンイチ
朽ち色の青は戦げり初春に集いて参る初詣かな
4
もっと見る
-
リンダ
うなだれた爺さん横目に婆さんは吾子の彼氏に飯を勧める
4
もっと見る
-
リンダ
初めての彼氏を吾子が連れてきた 亡き夫に似てる明日は命日
6
もっと見る
-
リンダ
ブルブルと震えて抱っこ迫る猫、抱っこ嫌いも寒さに勝てず
3
もっと見る
-
詠み人知らず
破顔してのど自慢見る家族あり過去の忖度全て忘れて
4
もっと見る
-
あひる
拒めども遊べとまとはりつく犬の我には持てじ無垢なる瞳
5
もっと見る
-
浅草大将
母と子の視線は遂に合わぬまま繋ぐ手を切る術なき写真
4
もっと見る
-
久哲
みずうみにふりこぼすだけふりこぼすみだれそめにし姉の黒髪
2
もっと見る
-
向日葵
温もりに抱かれて眠る故郷の陽の匂いする布団に抱かれ
7
もっと見る
-
トーヤ
旅立った異国の地でも籠の鳥ぼやく帰国後 なぜ行った？母
2
もっと見る
-
詠み人知らず
静かなる音一つなき寒き部屋離れて恋し母の温もり
13
もっと見る
-
ケンイチ
成人を迎えしわれの妹が違和感のある晴れ着でほほ笑む
5
もっと見る
-
ケンイチ
ふるさとの日は遥々と背を照らし我が妹が成人となる
4
もっと見る
-
紫紅
近頃は仰ぐばかりの弟子の背目出度くもあり愛でたくもなし
3
もっと見る
