うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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トーヤ
チョコパンを物欲しそうに見てるから差し出してみたら「ふとるからいい」
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向日葵
「お月様」「ラムネのビー玉」幼き日取ってと母にねだった思い出
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トーヤ
日を置けば熟成するとは言うけれどカレーって数日続いて出るよね
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山桃
里芋を束子でこそぐ昔あり皮剥きつ偲ふ祖父の頭は
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杏子
熱下がり 泣ゐて ちやつかり 自我通す我が家の寶 君は二歳兒
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やながわ亜弥。
何だってできるんだよと知っている今日も夕陽に魅せられている
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杏子
抱きしめる 幼き孫の赤い頬轉んだ泪 消えて良かつた
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杏子
午後８時 家中 皆が 寢靜まり我が家にとつては 丑三つ時
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ふきのとう
禁酒日を作った君に夕食の食卓飾る採れたて野菜
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山桃
横浜のみなと未来の紫の夜景は胸にわが迷子ふだ
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詠人不知
石畳 今日はゆっくり歩こうか 貴女のあしが痛まぬように
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卯月
ひと月に満たぬ吾が子にままごとのやうな靴下買ひ帰る君
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杏子
息子達 新年会で 出かける日々にママに合わせて 怒るふりする
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卯月
上水道下水道あとポン道があるぞと語る彼は伊予人
1
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＊なび＊
大切なものがそこには在るのだろう ねこが見つめる夕闇の中
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のびのび
とりたてて報告することの無い日々が実家への足を遠のかせている
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水上基
左手の指輪のくすみに此れまでの 溜息を聞く母の老いた手
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薫智
孤独とはひとりで過ごすことでなく生かされてると忘れてる時
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杏子
みな 出かけ 独りっきりの冬の夜賑やかさとは 違う 気楽さ
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久哲
夕立の火照りの姉は想像のおよぶ範囲で彼岸花めく
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