うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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海野 冬雪
サイコミュや 気付いた時は死がありて 次の戦争 歌が聞こえる
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朝野沙耶
暗い麻生地からのぞく肩越しに白く溢れる黎明を見た
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西手心黒
乾杯のビールにウォッカでセルベッサ トマトをかじる君レッドアイ
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水菜
瞳たちぶつかり惑星が生まれた あついね、酸素はまだ少し先
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洩矢転石
コンビニのワインの前で迷ってるきみを愛しく思ったりする
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朝野沙耶
野良猫が毛をさかだてて牙をむく なんだお前もひとりぼっちか
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千葉 甫
拾い読みしている本から三十年前に記したメモの出てくる
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へし切
四畳半 語りあかした恋愛論 ひたすら直ぐに熱く在りし日
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狂い咲き
三年の 恋を優しく 抱きしめて我歩き出す 蕾ほのかに
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朝野沙耶
洗濯機みたいにまわる毎日のなかで汚れていく心かな
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空き缶
北国の日本酒の色はほの紅くその名は可愛初孫という
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滝川昌之
瓶コーラの薄青い色気 強引に握って飲めばなお乾く喉
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西手心黒
今はただ叶わぬとてもよしもがな疾くまみえせばなほ過ごせたと
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西手心黒
「カワイイ」と告げれば頬をふくらます逃げて振り向く猫に似る君
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朝野沙耶
前髪をあげて鏡と向かい合うあなたのおでこ地球儀みたい
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茂作
山茶花の花の物いふ心地して 別れし女の聲ぞ戀しき
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さえね
かけねなしにいい酒だった 雪の夜 おまえと飲んだ七重郎は
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朝野沙耶
凍窓の向こう睫毛に太陽の欠片を乗せて微笑むあなた
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へし切
しのぶれどしぐれ心地に小夜ふけて濡ちぬるかな君が面影
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朝野沙耶
君のこと遠いむかしの思い出にするから今はこのままでいて
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