うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
今さっき夢からめざめた母が化粧し父のため料理している夢だった
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まるたまる
意識して母のバトンは受け継いだ無意識に父のバトンを拾ってしまった
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螢子
旅ゆかばお江戸の桜花盛り春爛漫の宴も楽し
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螢子
道知らず地図を頼りの二人旅何とかなるさ何とかなった
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庭鳥
母上に象の写真をメールする。何時になるやらメール気づくの
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悠々
オーイ、ふろ！呼べばかならずいそいそと先に飛び込む妻は今なく
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れい
たらちねの母の帽子をひざに乗せ手術中灯をじっと見ていた
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ふきのとう
二歳児は意思通じぬをもどかしく「アレ、アレ」と指さし我を呼ぶ
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ふきのとう
吾子のためメモ書き残し入院する娘は親心かいま見せおり
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たんぽぽすずめ。
真ん中に寝ている猫の温もりで僕らの幸の川も始まり
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みなみぐち
ああ 母のうまれはそうだ春なんだ不二家で「さくらモンブラン」買う
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詠み人知らず
寝込んでるわれのかわりに汗かきて洗い物するたのもしき夫よ
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只野ハル
川辺りの桜の名所昼下がり車で通る親を乗せつつ
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詠み人知らず
餞別にもらひし薔薇の花束を不噐用な夫がすいばんにいけし
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れい
ほっとする母の笑顔にほっとする私やっぱりあなたの子供
6
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詠み人知らず
この世でのわが役割が終わったら母が迎えにきてくれるかな
10
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螢子
初めてのお江戸に胸を膨らませはじけぬやうにしぼまぬやうに
13
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れい
いくつもの偶然重ね君といる家族としての時間を生きて
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れい
晩秋のひんやり風の吹く夜更け帰宅したらし止まるエンジン
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ふきのとう
菜の花を摘める夫に好物のゴマあえ作る日曜の朝
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