うたの一覧 (カテゴリー：子供 並び替え：新着順)
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ことぶき
ご機嫌に歩く子とゆく散歩道 散り落つ花弁 摘まみ上げ笑む
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コタロー
菜の花や一年生が歌唄ひ列を崩して下校してをり
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詠み人知らず
児戯でいい良さげなモノは誰かしら他のおとなが書くだろうから
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聴雨
今日一つ歳を重ねた菜の花は「引越し」てふ言葉覚えて
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詠み人知らず
草臥れた家路に急ぐ 人の波 溺れず 踊るは ランドセルの赤
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千映
気恥ずかし桜の花のトンネルを親子で歩く入学の朝
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詠み人知らず
ぼんやりと泣いて頭上の灯りへと透かした右手は白くふくらか
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滝川昌之
親だけが春に変わらず変わりゆく子の新たなる暮らし案じて
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聴雨
見おさめの桜降りしく参道で幼たたずみぢつと手を見る
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葱りんと
ケンカして もう口利かんと 突き放す これ幸いと 腹立つ思春期
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詠み人知らず
ねぇ続き書かないのって声がする何処かで大人になったココロの
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滝川昌之
入学と入社のスーツを買い与え俺のスーツはあと五・六年
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幸子
万華鏡のごとくアイディア展開し簡素な広場に子らの跳ねをり
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千映
ぐんぐんと育つビオラに成長期息子の中学時代彷彿
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秋日好
天才だ ポテトとトマトは同じ属 末は植物博士になって！
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有為
花けぶる都の乾 四年をまたぎて吾子の道ふみしめる
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詠み人知らず
幼児期に私のなかで溶けてったあの子のなまえをよんで貰えた
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荒野のペンギン
巣立ちゆく息子の背中を押しつつも独りの寂しさ当分消えずに
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詠み人知らず
年ふれど 子どもは親に学びけり 時に反面教師と見つつ
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コタロー
白線を怖がる仔犬抱き上げて「怖いんぢやなーい」と少女が二人
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