うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
全裸でも許してやれよ服よりも大事なものを彼は着ていた
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古川亜希
もう今日は眠っていいよ 旅はまだまだ続くけど休んでもいい
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笑能子
可愛気を出したい故の三頭身逆効果だと遠目に思う
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東大寺
線香の 煙たなびく 浅草寺 年の瀬迫り 幸の早取り
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たみ
出稼ぎの先遣隊とて送られ來し混血の少年何をか想はむ
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くも
おやゆびをもぐもぐうごかすそれだけで子を産まぬ国はつながれており
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くも
水の香をおびる地下鉄にんげんの七割の体液いちようにゆれる
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紫苑
生業を依るひと多からめされどなほ平和の礎われら忘るまじ
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falcon
島人のあぐる拳は天をつき風まつ雲に屆けとねがふ
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まき
笑いながら泣きそうだからもうやめて今日だけ早く終われよ笑点
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まき
「師匠のはあの世で聞くからいいもん！」とテレビに背を向け眠るにちよう
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螢子
犯罪に使われていたハルシオン我が睡眠に必要なれど
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腕鷹
初めての火鉢に戸惑い袖焦がすまだまだ遠い大和撫子
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falcon
経営の過ち社員に押しつけて夕鶴かなし年の暮れかな
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笑能子
狭めたる己が世間に縛られて仮初椅子に未練を遺す
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東大寺
長袖の パジャマを着れば 秋深く 厚みの布団に 安らぎを得て
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紫苑
ヘリの群れ爆音とともに旋回す獲物を探す鳥の目をして
5
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東大寺
サヨナラの 歓声響く 九回に オレンジ色の タオルの乱舞
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きりあ
寒さは優勝パレードを妨げるからそれまで雪は降らないで
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笑能子
郷愁を商売にする逞しさ入れる入れぬは次第があれど
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