うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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笑能子
掌に乗るや乗らずの煩悩が人を動かす日々戻り来ぬ
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山桃
尾も白き狐が噴き出す霞の堰で鳩の糞ばる汚沢の祭
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まき
もしあしたあたしがいなくなったってそしらぬ顔で世界はまわる
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庭鳥
世間ではいつから仕事始まるの？地下鉄ホームもうガラガラに
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庭鳥
デコ電にデコメにデコドあるけれどデコの元祖はデコ門松かな
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トーヤ
いつもより静かな朝の県道でまだまだ世間は休みだと知る
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トーヤ
海苔巻きになるよう布団にくるまれて忘れてたのは枕買うこと
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庭鳥
人まばら始発電車の赤シート休みボケ乗せ都心突っ込む
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笑能子
ばたばたと屠蘇を抜く手間短縮し一部の日常非情に進む
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トーヤ
「途中まで一番早く参ります」必要なのはその先なのに
3
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庭鳥
ああこれぞ我が願うるジュリエット愛しき人にはにかみさがる
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只野ハル
朝早く車で出かけた初詣渋滞しらずのご利益あり
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たんぽぽすずめ。
食うたびにじゅげむじゅげむを繰り返す猫で遅れる 披露の宴
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庭鳥
ああ明日は年金国保支払いが待っていましてやり繰り案ず
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月光
過ぎ去りし 歳の行方は 知らずとも 明けし新年 また歳を取る
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東大寺
おみくじの 吉やら凶に 大騒ぎ 寺も神社も 人々また人
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山桃
やすみししわご大君と詠ったら戸惑いそうな今上陛下
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たんぽぽすずめ。
いにしえの歌を辿れば天皇の陽に諭されり 現代の道
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悠々
それぞれの思い新たに俺もまた今年も走る箱根駅伝
6
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笑能子
松の内静寂堪能する機会見慣れた街の見知らぬ素顔
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