うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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萱斎院
あさぢふの小野のおがはのゆふまぐれ せちなる祈り神はうけずや
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松本直哉
思ひわび身はぬけ殻となりにけりひとすぢつづく初蟬のこゑ
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☆相市 思咲 ☆
橋姫の掬いに架かる浮舟の儚く滴る かたみ吾妻へ
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☆相市 思咲 ☆
くるる様 一番 あなたへ残したら待ちます 月や星の川べで
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萱斎院
たきがはの音もさびしき柴の戸の たふる夜にぞ舞ひいづるらむ
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たく
潮騒と 海風吹いて 髪を手に 羽ばたく君に 少し切なく
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松本直哉
籠あけてかなりあ一羽ときはなつ 空たかく飛べ歌な忘れそ
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萱斎院
ものおもふはかなき袖のみなとにぞ みをつくしやるうぢの浮舟
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夕夏
ふゆうそうろうどうりょくにむかんしんふろうしょとくがあればいいだけ
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☆相市 思咲 ☆
我を踏みこひ渡らせませカササギも頼りなけれど弱音あげまじ
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只野ハル
お臍に左手中指置いて知る不確かなままの確かな想い
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亜紀りむ
斜光ゆるく 机の塵の光るなか 図書室の午後に キルケゴール遠し
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萱斎院
かささぎの橋のたもとにおく露は 竹こぐかぢのしづくなりけり
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亜紀りむ
沈黙ありき 君の街なる灯遠く 疵なかりせば 何が言えばや
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へし切
むらさきの花は気高く咲いている凛として立つ桔梗の花
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舞
道祖神守る村には夏草の田畑へと降る蝉の声のみ
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水仙
ひまはりの束抱へたる花賣りがいそぐ異国の夏の市かな
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亜紀りむ
夜の果てに かの名刻めし スタシスの 詩画集ひらく 君を想わん
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亜紀りむ
天鵞絨の 黑きリボンを掛けし筐に 恋葬りき 五旬節かな
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萱斎院
夜をこめてそらねはかるやほととぎす あやめもぬるるあかつきの雨
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