うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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久哲
非常口の緑な人が座り込む年末年始休みの廊下
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久哲
平凡なあなたみたいなおじいちゃんみたいな暮れにしめ縄を結う
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庭鳥
穏やかに大晦日過ぎみかん食べ蕎麦をすすれば鐘が鳴るかな
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山桃
時じくのでものはれもの覚えなき歌を詠みたり来年もまた
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渡邉はるき
花を待ち春を待つのも常なれど来つれば惜しき年の暮れかな
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笑能子
ひっそりと節会の重の味見する味の濃淡即吉凶か
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水葉
今暫し時の香りのその名残胸に留めて捲る一年
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まき
昨晩の闇に足首つかまれてうたを失くしてしまったみたいだ
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山桃
託されし慣習のなか身をおけばくる巡り逢ひ匂ひたつ影
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山桃
逝きし世と思へど恋し来ぬ人も松竹買ひなし年の瀬の市
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山桃
ゆく川や年の流れと人の波見れども分かぬ眺めせしまに
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紫苑
一丁のカラシニコフにいのち賭す美学はわれら通り来し道
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笑能子
鏡餅年追う毎の新製品本義が有るならそれでも良いが
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falcon
凍る月仰ぐもかなし来し方は絶えぬ戦と憎しみの影
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庭鳥
ぶら下がるザッハトルテを揺らしつつ年が明けたらワルツを聞こう
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リンダ
年末の銀行掲示の金利みて貯まるハズなし老後あやうし
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庭鳥
大掃除する気は起きず新年を迎えにくのはカレンダーだけ
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soulword
なにげない会話から奴隷が顔を覗かせるこれが生きやすさの「もと」
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笑能子
淡々と防寒対策整えて貴方コミケに当方スーパー
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平 美盛
送り火を 五条橋より 望むれば 夜空に燃ゆる 大の字浮かぶ
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