うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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天野
どこかまで逃がしてなんて曖昧な願いで神様困ってるよね
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虹雲
僧あまた声明太くうぐいすのさえずり和して彼岸へ渡る
11
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山桃
あかがねのかなへびに遭ひ劍豪の立ち會ふごとく 間合ひ 呼吸 逃げ
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詠み人知らず
ひと筆で書いているやうな読経の輪は小さき仏間を鍛えさせをり
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島祝
黄金なすつらねの祝ひにまうでむと車も人も数珠となりぬる
11
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ゆら
ミャンマーの書かれていない地球儀を一つ回して憲法記念日
5
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芳立
九条を貶めむもの二つあり改憲ファシズム護憲ファシズム
9
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さる
罪憎しされど人の身憎まずと法の日けふはなべて愛する
12
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浅草大将
これやこの豊あしはらの瑞穂たる国つのりとて米が元とは
10
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庭鳥
なんとまあ静かな夜か近隣の皆はこぞりて帰省している
7
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トーヤ
目的の場所の向こうのまた向こう乗っていってもなんにもなくて
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平 美盛
菜の花が 一面覆う 河原にて川面を泳ぐ 鯉に見惚れる
5
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猿ノ丞狂介
息絶ゆとも撃てや兵卒聖戦にふたたびとだに捨つる命か
22
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芳立
狭山なる畑に花咲く乙女らの茶の髪になほ襷ゆかしも
7
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笑能子
刷新を掲げ看板変えるなりその看板の名誉は何処
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平 美盛
振い気や 厠飛び込む 水の音 春尚寒き 今年の天気
6
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芳立
ゆく春や憂へは梨の白咲けど傾く城に夏の日や差す
11
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芳立
文革の嵐に老いてジャズメンの返り咲く音の和平飯店
13
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さる
メーデーも気勢あがらぬ不況なり お天道さまは明るく照らす
6
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笑能子
上海の風やんわりと何運ぶ刻一刻と期待は過ぎて
1
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