うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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夜老猫
誰の声 振り返っても風の音 逃げられぬよう 纏わりつくよう
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樋口英明
黒髪を 乱す春風 吹く日には 髪を梳く手に 残る春の香
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夜老猫
夏の濃い影を見つめて立ち尽くす 顔を上げても蜃気楼ばかり
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夜老猫
今日だけの秘密と 階段駆け上がる君は 約束守り通した
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アマリア
小さき体 ブルブル震わし 顔そむけ 歯医者の匂いに 恐怖する犬
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勝家
目の前の 開く新聞 霞目で 夕刊の文字 タモリに見える
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秋雨
何気なく 見上げた空に 流れ星 ぽかんと口開け ただ見送った
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アマリア
携帯電話 新機種出るたび 欲しくなる 古い携帯眺めて 吐息やまず
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鷹雪
イヤフォンに伊達メガネかけ立ち上がる それは震えたファイティングポーズ
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鷹雪
生きるのに意味は別に必要ない 生きてる事実さえあればいい
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fontkana
手を見る啄木 草見る私 切なさ五分五分 食べられるかな
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鷹雪
あと少し 振り返るのはまだ早い そう思い続けて死ぬのだろう
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鷹雪
助けてよ ここから出して ねえ誰か なんだこの檻引いて開くのか
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鷹雪
黒い雪 空に向かって降るような 拠る辺なき灰 夏の十九時
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鷹雪
三月のはりつめた空に背伸びする 指が触れたら割れるだろう
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鷹雪
ヒヤシンス 部屋の片隅とくとくと忍び寄るよに狂気が伸びる
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鷹雪
誰だって誰かを救えなんかしない 救われるのは勝手だけれど
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鷹雪
死ぬほどに寒い思いはしてないが 冷たい日々に生きてると思う
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鷹雪
血を出して痛い痛いとわめいたら 言葉の刃はないと言われた
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鷹雪
太陽は見れないくらいまぶしいの それはねたぶん届かないから
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