うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
気怠るげに渡る春風 花朽ちて 別れの露は尽きることなし
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村木美月
泥の中咲く花ありて煩悩に溺れし我を戒めたまへ
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コタロー
五月雨に濡れて滴る我が袖は泪に濡れることより寂し
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へし切
逢いたいね 夢の中でもいいんだよ ほんとは 君の声もききたい
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詠み人知らず
きらきらと肉きゅう型のあしあとでつけた弾力かぞえる絵日記
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荒野のペンギン
春の宵迷子になりて吾の心答を見つける手だてないまま
7
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ＫＥＮ
散る夢を川面の花に例へどもせめて一片濡れてせき止め
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薊王房
唯だ霖しなり嘆くは誰が髪かその冷とさに夏を見つつも
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詠み人知らず
半袖と七分丈ズボン身に付けた姿とるらしき今ぬらりひょん
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千映
「よっこいしょ」日毎に増えて我ながら老いを愉しむ言い訳かもと
9
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滝川昌之
美化された昔の恋は水割りの氷くらいの輝きがいい
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荒野のペンギン
少しずつ縮まる距離に戸惑いつ今宵はお酒のせいにしてみる
7
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詠み人知らず
率て行くも甘くあやすも閉めきるもはしき蕾へ向ける音曲
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千映
アイビーはキウイの幹に愛の葉を絡めて子孫残す魂胆
9
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このは
酔払いて友人宅に忘れ来し草履がひとつ日向ぼこする
6
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水海はるこ
「今、ここ」が私の世界の中心で叫びたいから愛を叫ぼう
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ことぶき
瀬戸内を染むる夕日に迎えられ 初めて来たる彼の故郷
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詠み人知らず
とけしなき逢瀬の時も近づけば いとど精ぐるこの身磨くを
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愛
緩やかに春の風に包まれた電車は流れる君の元まで
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つちだゆういち
夜な夜なとダンスホールに目を凝らす君に似た顔貌いるわけないのに
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