うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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夏恋
身内とてキャパを超えれば身を庇うきれいごとなど言わぬがいいのに
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詠み人知らず
介護ならおまえに頼むと言う父は 旅行で年金使い果たしてる
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舞
守るべき家族らの有り背に負いて皆歩みゆく夕陽受けつつ
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只野ハル
誕生日外食よりもスーパーの寿司ていいよと父が応える
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只野ハル
浴槽で立てないと言う母を起こす力に任せ腰を痛める
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只野ハル
内科では異常なくてもしんどいと言う母を連れ整形外科に
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ふきのとう
撮りためた写真手にとり思い出は宝となりてアルバムに貼る
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桜園
亡き祖父の俳句の短冊出できしにしみじみ読めば涙溢れぬ
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詠み人知らず
しっかりとご飯食べろよ よく噛んで 父母に諭して赴任地へ行く
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恣翁
夜の浜に 藻塩の草で蒸し焼きし 月夜の蟹を 殻ごと食めり
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詠み人知らず
朝ごはん卵は家族にひとつだけ この記憶には不満なしです
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甘子
身をもって親が最後に教えるは 「葬式」という名の社会勉強
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いちにのパッパ
警備員が木陰で休む炎天を嬉々とし行けよいざプールまで
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詠み人知らず
夕暮れに珈琲買って帰ろうよあしたは豆の香りで起こすよ
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五穀米
何処にて学びし母の合理主義独り立つ身に沁み入る助言
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五穀米
頬紅の色よく父の撮る吾はいつも機嫌の良き麗姿なり
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詠み人知らず
つまむのは昨夜煮つけた烏賊大根 君の苦手な腸も入れたよ
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詠み人知らず
内定後 早ふた月の 君の夏 学生最後の 不羈を味わう
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詠み人知らず
いつまでも 水入らずにて 睦まじく 旅を楽しむ 二人でありたい
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ふきのとう
次つぎと質問浴びす幼子に言葉つまるも答え引き出す
6
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