うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
残り物 食べる朝や今朝の春 李楽自慢の牛すじカレー
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宇津之宮
春浅き 猪苗代での 快挙なり女性の愛子が 金ふたつとは
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栞
そびえ立つビルの狭間で青空を探して首が痛くなる朝
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８月２４日生まれ
アシュラマンみたいな仮面が欲しいです 世知辛い世を生き抜くために
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おぢ丸
添うことの叶わぬ場所に君はいて君あればこそ人の掌となる
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音波
貧しさは知ってるつもり でも今日のプッチンプリンは山盛りにして
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栞
あるときはわたしを飾れ あるときはわたしを隠せ 七変化して髪
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凍
「ほんとう」が割とどうでもよくなって 実に正しく図太くなった
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はづき生
そういえばあれそれこれどれだれがなにしているのだかしていないのだか
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山本克夫
じいさんの理想形として僕たちの道標となれ さくら友蔵
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山本克夫
赤い靴を履いて出かける横浜の豪華客船 密航したい
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山本克夫
悲しみの似合う玩具の涙腺のプラグにはめる青色ＬＥＤ
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笑能子
とんからり機織る音の煩わし縦横糸の釣り合い合わず
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ふみまろ
マイナスの二次関数のてっぺんで僕らは踊るつかの間の夏至
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ふみまろ
でも僕はお日様ぎらいなわけじゃない蝸牛がじっと見ている
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宇津之宮
吾輩は 人間失格 猫である 猫なら氣樂に 生きられたのに
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仁 呼
明け方の 夢に浮かぶは 纖月の 弓と見上ぐる 旅の景色に
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鷹雪
二歩進み 三歩下がって 世界との距離をはかって 今日もおやすみ
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宇津之宮
春なのに 暗く冷たき 水底で 光求めん パキシル２錠
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のびのび
原液のいちごシロップ飲み干して めぐる血液の赤を補え
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