うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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向日葵
時として保護檻となり往く子より幸ある餌を貰える野良猫
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芳立
とりがなく東の京ひとかれていま八月も半ばなるかな
10
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平 美盛
中天で 燃える太陽 暑き夏 グイッと一杯 ビールが美味い
4
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トーヤ
遠くから一発だけの音 響き 私の夏は終わりを告げる
9
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風蛾
倒れるな ぴかどんの風が押し戻すあの風すらも反戦なのだ
3
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風蛾
田の中の案山子は雀を払えども主は何逐う一本鳥居
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風蛾
反戰を問はず語りで風に立つ坂本町の一本鳥居よ
4
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芳立
真夜中に奇声をあげる馬鹿が増えお盆休みに入りゆくころ
7
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白亜
無になる朝を迎えて ぼくたちは 魔力に頼った過去を見つめる
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白亜
未だ明けぬ空に祈る人の居る 終わらぬ夏はいまも続きぬ
12
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風蛾
オーロラにきっとみんな戻るんだあの夏の日に苦しんだ人も
3
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風蛾
八月の六日と九日風ふたつ宿り木もなく時空に逸れ
5
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風蛾
いつの日も心の中で回向読み生き抜くことが反戦なのだ
3
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浅草大将
禍つ火に焼かれつくしの弥終てに平和へなほ長さきの坂
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日央
長崎忌 指に絡まる蜘蛛の糸 旧き歴史を古きと流さず
9
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悠々
ピカドンが世界最後の大花火拍手喝采いまなお止まず
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きりあ
八月の野の花には愁いありて手折るその手に労しいとげ
13
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さる
安らかに鎮まりませといのるなり名もしらぬ人あまたあるなむ
8
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歌織凛
八月の祈りのなかで鳴る鐘の瞼の裏に在りし日の夏
18
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トーヤ
ベッド上置き去りにしてたアイスノン今日はそんなに涼しかったか
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