うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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宇津つよし
白すぎる神様愚痴る病院にスキップしながら迎えに行けない
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東娘
子守唄ひねもすうたう声のして場末のキャバクラ拘置所の手紙
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葉桜
人間になりたいと願う妖怪と同じ わたしも人になりたい
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只野ハル
お気に入り 選ばれたるは 嬉しいが 選ぶとなれば 魅かれなければ
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芯平
一石を投ずる人のいしありて水面にうたのわ拡がる夜
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只野ハル
ロジックが人気の歌を表示する アルゴリズムの意図は知らねど
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只野ハル
選者なき人気の歌は文字通り 多く読まれていると思えり
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只野ハル
日常の 些細な事や 想像の 恋など詠みぬ 小さき歌に
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福田十二指腸
俺を 今 追い越し 走り去ったのは 次の時代か それとも犬か
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茶柱大福
し終わりて家に帰れば八度九分 自慢にならず 褒められもせず
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文月郁葉
だって だって だってばかりをくりかえしおもちゃのような言い訳をする
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文月郁葉
すきまから願いがこぼれ落ちそうで両手を祈るように合わせる
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文月郁葉
少しずつすりきれていく 触れないで あなたに何がわかるというの
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車男
パソコンには時代遅れのキークリック鳴らして文字を打ちてゆくなり
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只野ハル
肩こりで仕事帰りに整形に 若い女性が意外と多し
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白亜
手で包むように持つ 熱めショートラテ からだより心 休めるために飲む
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只野ハル
自販機と相性悪し 昭和二十七年 現役の十円
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白亜
吾に溜まる泥の如き 虚しさを 溶かしてみたい 今日の青空
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只野ハル
十二月 半ば過ぎれば 早々と 散髪済まし 迎春準備
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浅草大将
見返れば冬の荒野は道もなし吾一人だに来ぬが如くに
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