うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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山本克夫
だるい雨降りは何か言いたげな仔猫のくびすじを撫でながら
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やながわ亜弥。
山梔子の香りまとわりつくほどに生ぬるい朝空を蹴飛ばす
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うにうに
方角を見失ったコンパスを指示の上手な右手につける
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まるたまる
不調だし欠勤電話をちゃんとしてダメ人間の恩恵にあずかる
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神谷あを
暮れ方にうんと耳を伸ばしてたうさぎの背中泣き止んだかな
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キタハラ
七階に住んでいるのに飛び降りる勇気がなくて空を見ている
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灰猫の爪
花畑壊滅させて笑ってる ひとりで遊ぶ黒遊園地
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やすむ
シーツからつながる砂が舞い上がり 頑張って回る地球に降った
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詠み人知らず
絶望の宇宙に駆ける嵐のように今咲き乱れるデンドロビュウム
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やすむ
花の名も星座も知らぬアレだけど残高いっぱいあるよ結婚しよう
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詠み人知らず
兜父地球守ったＭＶＰ黒金色の超合金
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詠み人知らず
合体を「気持ちいぃー」と言えること昭和うまれにゃわからねぇだろ
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銀
歌詠みの流星拾う夕暮れにひとのこころを想い初めけむ
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うにうに
さあ行こう泣くと笑うの間の声で 綿毛よ空へ一斉に飛べ
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瑠璃
密やかに凍らせ眠った想い達 数千年後にキスしてもらえ
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うにうに
炎天の欲しがるままに噴く汗をぬぐってぬぐって拭って前へ
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瑠璃
光なき世界を闊歩の深海魚 いつか負けじと肩を並べて
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瑠璃
陽を飯に雨を飲み水 究極の 食糧要らぬ人になりたい
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瑠璃
たまになら卵かけ飯とても美味 毎日続くとさすがに飽きる
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リンダ
光彩を放って落ちるはつ夏に苦瓜のツル縦に伸びゆく
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