うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
夜を渡りなべてを照らす月影に美女の愁いとさしかかる雲
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詠み人知らず
春愛づる君のくれたる花の名で歌を詠みゆく我は桜子
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螢子
人が皆新しき旅はじめたる春に涙と笑顏のありぬ
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螢子
良いことは一度聞いても覚えない されど一度で覚える迷信
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栞
見て見てと ささやく相手がいなくても 花は開くし虹は架かるし
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栞
何ひとつ昨日と変わらぬ絶望に身をなじませる朝が始まる
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ムラサキセロリ
どうどうと宥められてる馬と俺の違いは馬か俺かだけだぜ
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紫苑
熱風邪に漂うごとき我がからだ温める猫の生の息吹よ
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詠み人知らず
伊藤園テレフォンアポイトＴＥＬくれた 一次審査よ 期待しないで
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日向めぐみ
素直から卒業したいと反逆す大人になりたい師走の昼間
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日向めぐみ
十七は微妙な数と思ってる十六最後の最後のあがき
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永鹿
貴船川 いづれ散るらむ 玉なれど 永久に解かれぬ 縁のもがな
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篠原
夢で聴く ピアノの音が 消えなくて言葉を乗せて 歌ってみたの
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山本克夫
Ｓｈｏｒｔ、Ｔａｌｌ、Ｇｒａｎｄｅの意味判らないままスタバの二階
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エズミ
こんなにも隔たってふたり神さまの気まぐれゆらり塩基配列
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エズミ
天窓のある部屋でした雪あられ音がしましたぱちりぱちりと
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おだ
わけもなく淋しくなつたりはしない毛布が肩から落ちてゐただけ
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ひの
事務的な郵便が来て「ああ私知られてるんだ、ここにいること」
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音波
生きていることがこれほど面倒で溶けてゆきたい透明な夜
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おだ
手をかざしぢつと念じてみたけれどあたりまえのやうに消しゴム動かず
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