うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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夕夏
しょうわのさんじゅうねんへいせいのさんじゅうねんでせいじがしすれいわ
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滝川昌之
書道後の水に流した墨のごと湧き出す雲は急告げる雲
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コタロー
雨の中濡れて咲きたる紫陽花をでんでん蟲が慰めてゐる
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コタロー
梅雨晴間池の周りに生茂る草花たちはぐんぐん伸びる
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夕夏
さんやおろそかにしすぎたにがわをくだるまたていぼうのつちけずり
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夕夏
すいしんがさんめーとるのきょだいだむたくちのみこむせっけいなんて
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夕夏
じかんごひゃくみりりゅういきめんせきのいちわりがすいぼつごめーとる
1
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うすべに
たなばたの星も見えない厚い雲 湿気にしおれる蚊取り線香
7
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朔夜
土砂降りになってどんどん酷くなる私の頭痛は低気圧のせい
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可不可
見あげても不織布みたいな雲べったり 七夕にも警戒されて
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寝惚亭奥地新吾
豪雨降り氾濫せぬか天の川地上の川は人を襲えり
4
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夕夏
たなばたにちじょうをおおううすあかりつゆとしるらむよぞらのふたり
4
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江儀
星空を翔るｃｏｍｅｔアトラスの核は惜しくも砕けたという
5
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河のほとり
雲ふかく暮れゆく峰に夏草のしげくもあるかさみだれの声
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夕夏
ししゃすうがすくないしいままでどおりかわらぬしせいつらぬくつもり
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うすべに
不器用なきみのこよりが太すぎて 短冊揺れぬ七夕かざり
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可不可
剣山を逆さに刺して掻き毟る様な雨脚 コロナ列島
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西村 由佳里
絶え間なく降り続く雨もしや空癒せぬほどの傷を負ったか
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滝川昌之
昇り龍ごとくしなれば鎖樋 天に届いて鬼雨を鎮めよ
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夕夏
ちすいだむふくさんぶつのはつでんでおもやのっとるのきさきにあめ
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