うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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少納言バッテラ
この世には 変化と不変と二つある 紙面の都合、続きはＷＥＢで
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少納言バッテラ
洗剤の かたまり潰して立っている 友の背中が切なく愛しい
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詠み人知らず
生き急ぐ僕ら標高千六百メートル 濃霧の夜からハタチ
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リンダ
何度また読み返しても結末は決まっているのに納得できぬ
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詠み人知らず
心地よくたちなおってゆく躰あり 死ぬのはさぞかしおそろしかろう
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只野ハル
不快と感じられる歌投じたかも知れぬと気付かさる歌読む
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紫苑
寝ねがてにうたへる詠の纏ふものの闇よりほかになきことを知る
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七
みかんの舞台はこたつのうえ 箱の中で静かに出番を待つ
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恩田ヘヴン
皆が笑ってるからセロテープで顔に笑顔を貼り付ける 嘘だ 嘘
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soulword
真実の周縁でこぼれ落ちそうな思いわたしは真実のひび割れに投げ返す
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ありぎりす
あっと言う感動がなく暮らす日々 ひと休みです目覚めるまでは
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まるたまる
時として防御につかう「優しさ」は一筋縄ではいかぬ表現
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村木美月
まるまって自分の肩を抱きしめる抜け殻なのに心が寒いよ
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山本克夫
秋色がうっすらとおおいかぶさる前にひとつ生きとして記憶をきざむ街路樹
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山本克夫
順風とは言えないまでもロースカツかヒレカツか悩むぐらいの暮らしはしている
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山本克夫
あらためて考えてみれば「冷やし中華終わりました」の張り紙は見かけない
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でくのぼう
御佛の 籠盛りの華 散華せし 国宝の「華籠」 神照寺哉
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詠み人知らず
コンビニの袋ばかりが増えてゆき人と話した記憶は消える
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紫苑
闇にしろき「桜華」のいのち冴えわたりひと夜を咲けり身をつくしつつ
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紫苑
錦なす山と湖とに染まりゐて「光響」の袖くれなひに燃ゆ
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