うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
|
|
-
ほたる
休日はガラスのカフェに閉じこもり曇天の空 愛しています
3
もっと見る
-
只野ハル
舞い降りた白い哀しみてのひらで涙に変わり零れて落ちる
5
もっと見る
-
只野ハル
流れ星に願い事する人の遥か彼方に恒星が光る
3
もっと見る
-
只野ハル
青く澄んだ硫酸銅の結晶に毒性がある白薔薇を買う
5
もっと見る
-
只野ハル
憶える気のない名前を年齢のせいにして忘れた事にしている
1
もっと見る
-
庭鳥
独りなる時間ますます濃くなりて旧きうたびと心をはかる
8
もっと見る
-
ななひと
少年は干からびていた。舌だけが彼の全存在であった。無数の気球が堕胎する。
4
もっと見る
-
ななひと
手から脳がにょろにょろ伸びる。蒼白な青年である。踏切が切断する頭である。
6
もっと見る
-
詠み人知らず
おっぱいの夢を見ていた秋の日に雨よすべてを流せと願った
0
もっと見る
-
詠み人知らず
この庭の蕾は開かぬ決まりだと昆虫が言う春夏秋冬
5
もっと見る
-
まき
痛みなど感じぬように鈍くなりそれでも探す鋭い言葉
3
もっと見る
-
キノシタサトル
ハロー ハロー 初めまして と書くだ けのことが どうし て 辛いんだろ う
2
もっと見る
-
羽
あわき夢おいかけてゆく茨道はるかに霞むラビアンローズ
15
もっと見る
-
銀ねず
坊さんが、だるまさんが、屁をこいて、転んだりしてめくるアルバム
5
もっと見る
-
銀ねず
いいのもう貴方が幸せになるのなら私は慰謝料あれば充分
5
もっと見る
-
海月琉珠
肉眼は薄いレンズで補えた 心眼補うレンズはどこだ
4
もっと見る
-
ななし野
点滅の夜間フライト音もなく螺鈿細工を残す幻燈
4
もっと見る
-
鞆の浦
人の声煩わしくて温かく 傍にいたくて離れたくあり
1
もっと見る
-
鞆の浦
剣よりも強き言論偏向し足並み揃えて居心地悪し
2
もっと見る
-
海月琉珠
ベーグルの穴に片手を突っ込んでブレスレットとかしない 猫は
4
もっと見る
