うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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ケンイチ
秋雨が僕を部屋に閉じ込める ホットココアの湯気はしあわせ
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さる
霜月の朔日迎へ背をのばしあと二ヶ月の充実誓ふ
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谷川めぐむ
背の高い人じゃなければ似合わない服が多すぎると思います
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きりあ
丁寧に折りたたまれたナプキンに言葉を包み家を出る夜
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corsivo
ひとことを添えなきゃならぬ歌ならばむしろ歌でなくても良いのだ
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corsivo
うらめにめくれるうらうらのうらのおもてもやっぱりうらめ
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corsivo
すむやまの すむやねのした すむとこの すむことがらに すまぬことがら
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串野
よく転ぶ言い訳としての道化師は化粧が違うのですぐ分かる
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四季野 遊
一年の住み逢う間にはつと知らずさざめく梢恋しかりける
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四季野 遊
己が名の織られし歌にゆくりかに胸打ち震う愚かなるかな
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海月琉珠
法律がないと理性を保てないなんて悲しい文明開化
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山本克夫
まっくらな未来が立ちはだかって震えるしんぞうが友だちだった
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山本克夫
いつまでも壁を叩くの 途切れない壁に裂け目をつくり出すまで
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山本克夫
忘れられた想いを腹のなかに凍らせて哀しく振動する冷蔵庫
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山本克夫
しんでしまった金魚がひとつ この狭い水槽の中が宇宙だった
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山本克夫
だれかが怒りの量を数えそこねてわけもなく噴火する休火山
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きりあ
悲哀とか嬉しいとかは表層の一部に過ぎない見る前に跳べ
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海月琉珠
いいわけも説明もせずただそこに佇むがよし ウタもニュースも
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ケンイチ
日曜の目覚めは全てがやわらかく重力さえも心地よくある
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ケンイチ
夜の空に虹を描いて待っている明日へ向かう最終電車を
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