うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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螢子
来年のお題は「葉」なり長月の晦日とならば飛び立つだらふ
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只野ハル
景気のために物を買うべきだが欲しいのは買えないものばかり
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ななし野
決まらないボレーの訳をたるんでるガットのせいにできない末吉
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只野ハル
演じてみたい哀しみと忘れ去りたい悲しみのどちらも詠う
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久哲
見つけてはいけなかったよ背表紙に貼りつく僕は釘で打とうよ
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久哲
草原でタタラを踏んで痛くないメンソレータムは胸に潜伏
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水葉
降りてほど冬の深さと言う人の深き雪をもとけし春待つ
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只野ハル
戻れない場所の記憶が背を向けているのにいつまでも消えない
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浅草大将
幾そたび経りし春には思はざり今一度のもののあはれを
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山本克夫
山奥の源流に端を発したあけがたの水のような会話
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山本克夫
夕刻の喧騒にもたれてとりあえず一杯のビールをたのむ
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山本克夫
こころのなかの夕焼け広がれば街はどうしようもなくオレンジ
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まるたまる
「眼が痛い」患者に医者はウスラ笑いで「ネット短歌のやり過ぎ」と言う
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紫苑
美しきものもあるだろう 蒼空の果て微かに響くサリュー・ダムール
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やすむ
予言？知ってる知ってる！とおばあちゃんはたくわんをよこした
1
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やすむ
地デジ化がやっとできたと思ったらすぐ来年はアセンションかいなー
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ベイジー
背伸びして 伸ばした兩の手 風が舞ふ 戲れ觸れる 幼き匂ひに
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ベイジー
青い闇 靜かに刻む 心の音 たたずむ影は 月のゐたづら
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海月琉珠
隅々がわたしのもので溢れてる部屋に溺れて人工呼吸
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卯月
ここはＭ７８ではないけれど光の国であったらいいね
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