うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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じゃこ
虫めがね使わなくても見えるけど使って見たくなるほどの虫
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じゃこ
うち専属上目遣いの先生はこたつで丸くなってはります
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詠み人知らず
世の中は見えなくていいものばかり雨よ私の瞳を穿て
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久地宗吾
生きるなと新宿駅の雑踏で嫌われたわたしはそう聞いた
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只野ハル
思い付き「古池や」を英訳してみた主語を置き過去形にして
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まるたまる
昔いたあのこはどんなに喜ぶか鰯を捌くとニャンと聞こえる
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リンゴ
生まれ来るその生命は当然か数億分の１と忘れて
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光源氏
山里にうぐひすのこゑなかりけり君来たりてこそ春をおぼゆる
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光源氏
あひ見むははらからの君とおぼすれどあまたさぶらひける鬨のこゑかな
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光源氏
吹く風に名もなき花もうつろひてはるけしこゑを思ひかぬるのみ
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光源氏
ながむとてわが古里はあぢきなく心いたみて春の世を待つ
6
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光源氏
ゆきかへるちまたの風の青柳わがうらぶれを知るべくもなく
6
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のびのび
ささやかな抵抗として食べ過ぎた翌日のランチはスープ春雨
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のびのび
交通事故、記憶喪失、身分違いの恋韓流ドラマは苦手なんです
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狐
人想い泡沫となりし人魚姫 その脚はきっと誰よりうつくしい
3
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杏子
ちと 悔し 平安朝に生まれてりゃあたしの顔は トップテン入り
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羽
夢をみる頃は過ぎても薔薇の香のハンドクリームやわらかに塗る
21
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羽
「げんじつ」と言葉にすれば現実は少しかたくて舌にざらつく
23
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羽
瑠璃色のシフォンフリルは架空なるものを求めてゆらめくばかり
8
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やすむ
満足を十円足らずで譲り渡し私は歩く不穏な野原
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