うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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杏子
死んだあとの 家の あれこれ 悩む人百歳過ぎても 悩み 変わらず
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杏子
余裕ない 気持ちも 時間も 感謝さえ風邪が つけ入る 土壌を作る
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薫智
できてない自分に気づく日々だけど身を動かして変えていくんだ
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ゆら
しなやかに揺れるミモザの枝の下 白い子猫のあくびが一つ
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ゆら
強さとは何なのですか 守るとは何なのですか蒲公英が咲く
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たみ
ぬばたまの闇夜に笑ふ我が身今齡の波にうらみもなきや
9
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falcon
流れくるかをりに偲ぶ京言葉思ひたへせぬモカ珈琲の味
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たみ
陽炎の春近づきて土筆の娘萠えなば萠えね夏來るまで
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光源氏
高梢の花はひとへにへだたるも心づくよの君がいろどり
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光源氏
ひそやかに見え隠れする君が影心のままに月を愛でまし
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光源氏
移りゆく四季折々を謌にせむそぞろうつろふ心あればこそ
15
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光源氏
山の端の氷新月かすむめりまだ雪消えぬ奥美濃の里
10
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まるたまる
古着屋できっと私を待ってたね「あっ」と店主がくれたベレー帽
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久哲
聞こえます森をうるおす役目から外れて街に降った足音
9
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薫智
「無」の中に「有」が潜んでまた逆もしかりと背中合わせの真理
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じゆん
手作りの雑巾くらい優しくて汚いものが愛だと思う
13
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まるたまる
新しく窓を開ければ笑ってる普通に出来る普通じゃないこと
3
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浅草大将
雪のごと積もり積もりてふるさとの言葉にとけぬ訛の重さ
10
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浅草大将
いかり縄いかに苦しもおきつ波千重の迷ひの夜にすべなく
6
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たちかわ
にんげんの証明としてちっぽけなきみが泣いても冬日照です
5
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