うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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トーヤ
（後一つ、後一つだ）とじっと待つ階段のぼる足音近く
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リンダ
年齢も男女も不明の歌詠みと変な誉め方うれしくおもう
8
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リンダ
幸せと隣り合わせの哀しみを飼いならすことが生きていく知恵
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夏川ゆう
何歳になろうと夢は美しいあの世この世の間で揺れる
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田中ましろ
思い詰めているのでしょうか最近は正義や愛の夢ばかりみる
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佐々一竹
いくつものさらばが通り過ぎていくたびに涙は塩からくなる
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只野ハル
歌詠みは声に出さないひとりごとしたためひとり持ち切れぬ人
10
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只野ハル
歌詠みは独り芝居が好きな人あり得ないよな夢物語
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庭鳥
（死ぬときは一緒ですから）逆さ吊りバイク鶏たちぶらぶら揺れる
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紫苑
赤裸々なうた厭えるを知りてなお詠みすすむ吾を君うち捨てよ
10
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紫苑
昂然とこうべ上げつつ誇らかな血を流しけむ娼婦歌人は
8
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シュンイチ
知ってるよこれから出会うひとだっていずれは海を失くすだろうと
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さる
あてにする雀の涙 年金を受け取りに行く郵便局に
3
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薫智
あなたから子どもっぽいと言われたが残しておきたい少年の眼を
8
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まるたまる
どうしたの？元気がないね君のこと待っていたんだ八重の桜よ
8
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三葉（みつば）
もし君が遠い世界（ところ）で泣いていて、僕の名前を呼んだとしても、
4
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薫智
八十の齢を迎えた方がいて生きる手本をいただいている
10
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詠み人知らず
白球が描くアーチはホームラン日常にある憂いまで絶つ！
4
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光源氏
いくそたび暮れぬる戀も春の月かすむにつけて道ぞ見えゆく
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詠み人知らず
春眠の私の頭上にジリリリと目覚まし時計の大雨が降る
5
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