うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
|
|
-
只野ハル
這って進むきれい好きの父のため掃除機をかける立冬の午後
6
もっと見る
-
只野ハル
小春日の射し込む部屋に微睡みの父を見ていた暮れてゆくまで
6
もっと見る
-
五穀米
近親の不審は静かに覚るもの言葉にはせで笑顔すら見せ
6
もっと見る
-
まがね
予定書き封筒に入れ渡したら「手紙をもらった」とはしゃぐ母さん
5
もっと見る
-
コロ助
義理父の優しさに触れお布団に 体を休め療養につとめ
3
もっと見る
-
詠み人知らず
岐路に岐路 一家四人は剥がれ落ち 四つの屋根の下にありなん
12
もっと見る
-
遠井 海
老いを見てしまったケーキのロウソクになかなか点火できない父の
13
もっと見る
-
南美帆
好物の差し入れくれし母の愛涙堪えて強気に微笑む
3
もっと見る
-
ぺんぎんくらげ
時を経て ふとした瞬間 浮かぶ意図 手繰り寄せても 寄る辺等なく
0
もっと見る
-
ふきのとう
晴れ着きて父母に囲まれ三歳は秋の日差しにやわらに笑みて
14
もっと見る
-
住川幸
エプロンで遊ばないでよカーテンに登らないでよああ愛しい子
7
もっと見る
-
南美帆
夕闇の熱田の杜より吹く風に背を押されつつ子らと小走り
5
もっと見る
-
南美帆
連休はフルタイムでの母さん業 明日はゆっくり休ませとくれ
4
もっと見る
-
舞
出張す吾れ送り出す伸びやかな笑顔の妻の有給休暇
6
もっと見る
-
inosann
玄関に身を寄せ暖を取るごとく話さずなりぬ長男の靴も
19
もっと見る
-
詠み人知らず
帰り来る日向の匂う少年の 「今日ね僕ね」を待っているのだ
12
もっと見る
-
黒兎☆
色染まる二人で過ごす年月が深まるほどに愛色になる
1
もっと見る
-
詠み人知らず
声変わりしないで欲しいこのままで 天使のままで笑ってちょうだい
16
もっと見る
-
朝がお
恋は嵐 愛は積木か楼閣か綻びを縫いまた積み上げる
4
もっと見る
-
紫草
ファミレスのオレンジ色の電光に灯るちいさな幸せもある
17
もっと見る
