うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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捨丸
奈良に来てなじみの店で据え替える 下駄の鼻緒の新しい色
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有為
うしくんをあやつる黒子どこにいる 罪ぶかく笑う僕ら消費者
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有為
七色の夢をカタチに土建屋のコマツのブルと虹色の土
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有為
この雨に探検者はや力尽く 六価クロムの毒もる狐
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水島寒月
寒もどる小暗き部屋にひとり居てただひと匙のはちみつを舐む
3
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光源氏
いつき夜も汝の身が深き竜神の魂をあがめて世にしらしめよ
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芳立
色香をしよにもくらべぬ友君の津みれば木曽の名もしたしまや
10
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芳立
みづくきよ絵に書きそへよ頻浪の島かげになほ集れる太刀を
9
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光源氏
風の聲夜霧に消ゆる靜謐の片帆は鳴きし世は人の徒
15
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あらやしき
土手に立ちラッパを吹けばばふばふと間抜けが犬のようにまつわる
3
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光源氏
吉岡の水のしたたる清十郎山里の下武藏に負けたり
15
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芳立
無限なる銀河に汽車を乗りついでアンドロメダへ消え果てぬ夢
10
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加祢
水中にて庭を見ゆるかなみ揺らむ手漉きガラスに透しみゆれば
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龍翔
「雨の日は休日」とする法律をどうか今すぐ成立させて
3
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伊藤透雪
雨が呼ぶ 遠い思い出次々と フィルムの断片継ぎ合わせ見る
3
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あらやしき
「がんだからってどこにも行けないわけじゃない」と言って君は笑った
8
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紫苑
閉ざさるる箱の記憶を紡ぎ出すことばの杖の軌跡辿らむ
14
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庭鳥
一週が過ぎても未だツイッターよく分からずにうろうろ迷う
8
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庭鳥
かきむしる昨日の夜は辛かった腫れた瞼が大層重い
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水島寒月
つゆの香に引き寄せられて小上がりに新そば手繰る初秋であり
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