うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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芳立
装ひは綾か小袖か寒風に晴れつ曇りつ秋の暮れゆく
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くりくりまろん
ランタンの顔は虚ろに何処見る忙しき人の業を哂うか
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笑能子
信を問う言葉尻だけ威勢よく説得力は一切染みず
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氷魚
引き裂いた穴を繕う術は無く「生かされている」ことへの悲哀
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青木健一
肖像で大方みかた固まって美形の何が文芸を推す
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空蝉
少年のまごころいまだ届かない けれど真情は皆に届くよ
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みやこうまし
時のはな紫式部のお出ましで時代祭は香華に匂う
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みやこうまし
ときどきの世の争いを知らされぬ時代祭りは甲胄の列
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せいか
またいつか大きな災害襲い来て似非識者どもは語るのだろう
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平 美盛
ネットでの 無料との文字に 踊らされ またもつぎ込む 財布の中身
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平 美盛
モバゲーを 無料と思って 始めたが お金無ければ 前に進めぬ
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こなまいき
晴れの日に窓を開けたら銀杏の香り漂い意気消沈
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蓬法院
独裁は国みな苦しめさいなみつ自己欲みたすやりたいことする
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詠み人知らず
カダフィーと連呼しながら敵を追うそれ違うやんカバディーやんけ
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しまじま
どじょうさん 動き廻るも 田の中と 井の中のみぞ 木は気にいらず
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しまじま
かいよいか 言葉のあやで 誤魔化せば 俺も俺もと ギリシャの二の舞
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せいか
人参の朱いケーキを焼きまして夜は金時芋粥炊くの
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竜胆
マヤ暦の終はり告げたる来る年も 書き込むだろう 生理予定日
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しまじま
彼の背を 支える民が あればこそ 臣になりてや 兜締めむれ
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しまじま
臣になり 地に足付かず 浮かれてや 体も口も 軽くなりなむ
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