うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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浅草大将
あかねさすむらさき匂ふ藤正樹しのぶ雨にぞ咲くもひと時
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まるむん
横切ったスクーター光るヘッドライト瞼の裏に残像灯る
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まるむん
読み終えた本を書棚に戻すときコツンと小さな音の響ける
9
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浅草大将
さみだれの心いづれかしら真弓晴れか雨かは空のまにまに
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庭鳥
なんとなく寄席に行きたく思うのは上野を通り帰ったからか
10
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トーヤ
幸福を得たくはないと左手で団扇を扇ぐそのぎこちなさ
3
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まるむん
行く先を失い闇の中さまよう我の希望が液化してゆく
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まるむん
音楽が我の血となり肉となるまで聴き続ける君の歌声
6
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只野ハル
自分自身の影の中ざわめく光を迷惑に思う地球
3
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只野ハル
冷めていくのがわかるくらいの酔が丁度良いひとりビールの夜
9
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只野ハル
成鳥の姿見れぬ老鶏の夕暮れに鳴く声に引き込まれ
3
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螢子
ははははは変換すれば母は母母として歩む我の人生
12
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光源氏
もののふの意地をつらぬき通すたび我がはらからとたがふいくさよ
13
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村木美月
あの中のオンリーワンになりたいの太陽を向くひまわりの群れ
12
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光源氏
うづもれし詩歌に命を吹き込んで皆の心にとどけるうれしさ
23
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村木美月
ペディキュアを怠けた素足プライドも一緒に剥がし今日は歩こう
11
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庭鳥
一昨日に来たかったんだ思わずに上野の駅にたどり着く夜
8
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庭鳥
振替の常磐線で懐かしいボックス席と久々にあう
13
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ゆびきゅ
胸のなか 無数の意志の棘を刺し 血を吐きながら暴れる「ことば」
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庭鳥
最短を今夜はやめて乗り換えを楽しんでみる振替輸送
7
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