うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
人を忌み世を儚みて我もまた人だと気付き落つる涙か
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詠み人知らず
満ちてこそ玉藻の城ぞ本丸の石垣映ゆる堀の汐みづ
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ゆき
靴をぬぎ裸足で地面に立ってごらん言われて躊躇うあなたは大人だ
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猿ノ丞狂介
ハルが住み霞みて去にしディスカバリー夫れモノリスの謎を残して
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只野ハル
呑めば詠む詠んでまた呑む酔狂歌行くあてのない終電に乗る
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只野ハル
呑むほどに見知らぬゲート開いてくどこまでイコカあてのないまま
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只野ハル
出し昆布カットわかめ味付け海苔と軟弱化するビールアシスト
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只野ハル
壊れていく過程を見せびらかすように詠むまだ呑み足りないんだ
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只野ハル
九月になってまた夏が始まるような予報だが夏休みはない
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ムラサキセロリ
退屈な泥流ごときに汚される純白ドレスじゃ踊れないのに
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翡翠桜
天照らす光も小夜に溶け込めば落ちて漂う月読の海
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詠み人知らず
傷つけた奴も傷ついた奴らもみんな消えればきれいに平和
1
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翡翠丸
蒼淡き薄暮抱きし摩天楼灯りの点りて人の萎びぬ
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ふきのとう
記録更新の暑さに我が身体悲鳴あげバテバテになりけり
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さる
酌み交わすビールの泡と猛暑日の秋ほど遠く今日も汗だく
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ふきのとう
ゴーヤはカーテンのごとく高く伸び影絵になりてゆらゆらゆれる
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れい
「あっ」と声に出すより先に雨粒が私のほおに髪に落ち来る
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詠み人知らず
「うたのわ」じゃ天才歌人は生きづらい最後まで愛してやれなくてごめん
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庭鳥
一斉に壁を向いてる食べているアフターファイブ新橋マック
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詠み人知らず
往診の点滴一滴一滴がわれの体の栄養となりし
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