うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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螢子
手にとりてなじみし筆をもとめをり２ミリの違い手に感じつつ
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螢子
食べて寝るただそれだけの日曜日脳も眠りにおちるひととき
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猿ノ丞狂介
血の池にもがく犍陀多慈悲なれや天より伸ぶる蜘蛛の糸すぢ
16
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やねうらねこ
足もとにガラス越しなるうづ潮のあまた小さくまはる淋しさ
8
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猿ノ丞狂介
賞与の減るらむ飛騨の霜降りを意地でも食はむ妻怒るとも
1
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猿ノ丞狂介
折りて食えば落ちて死ぬべき猿蟹の枝もたわわに熟れる柿の実
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垂々
虫食いの葉っぱでつくった心から淋しい蝶が巣立てずにいる
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恋花
華の香にさそはれてみれば彩りのうつくしきかなコンパ行きかな
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けん坊
鷹優勝 テレビの前で 叫んでる こんな自分 久しぶりです
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只野ハル
星から生まれた元素で出来ているけど見上げた星の名前は知らない
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只野ハル
川べりに秘密の樹はあれど指切りする人のいない昼下がり
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只野ハル
死後の世界を認識する器官と動力源は何か答えよ
1
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只野ハル
寂しいから寂しくないフリをするみんなもそうなのかなと思う
4
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只野ハル
梓川岸辺に立てばさざ波の音も寂しき春の別れよ
11
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詠み人知らず
恥ずかしいことの全てを大声でそして伏せ字にして伝えたい
2
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詠み人知らず
指先で作れるものが少しだけ 砂にかく文字、水しぶき他
4
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詠み人知らず
昨年の歌と今とをくらぶれば多少ましかと胸なでおろす
10
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黒田
実体なきアイドルたちの歌声す耳栓代わりのｉＰｏｄ鳴り
3
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まるたまる
足下が見えぬから煌めく星を掴む旅には出られないのだ
10
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詠み人知らず
眠る友を油で揉みほぐし腰を滑る手彼女の彼と重なる幻
2
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