うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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まるたまる
ぬばたまの夜を震わせてベル鳴れば砂漠の巣穴に沸き出す住人
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まるたまる
マフラーを締め直したら風に乗る導かれれば音楽が鳴り
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日央
朝の陽に葉にて煌めく月雫 由来は月の落とした涙？
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日央
ひだるさを言へず「ひ文字」と言ふ人の言の葉懷し なれど習へず
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浅草大将
ひと本の大き針葉樹天を突く地の痛みのとどけとばかり
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リンダ
はんなりと語尾を優しく京美人けたたましいのが浪速の女
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さなせそ
ケイタイの画面の雨のつぶつぶに虹のＤＮＡを組み込む
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トーヤ
この先を違う形で過ごすから君の時間を貸してください
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詠み人知らず
水鏡光返して波の立ち心さざめく一日なりしか
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水島寒月
暮れ易きヨコハマの空欺きて照明塔は芝を照らせり
2
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舞
賢治なる詩人の心ここに在り岩手花巻農林高校
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舞
乙女らが夜の巷を闊歩する若い男は道ゆずり行く
2
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薫智
思い切りサッカーボール蹴っ飛ばす届けピッチに帰れるように
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青木健一
十七で淡く抱いた恋心三十一で実ると知った
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芳立
汽車がみな時間通りに動かなきやなにも書けない西村先生
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まるたまる
ほとんどの凶悪事件は鉄道と京都でおきる午後２時過ぎに
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まるたまる
ドラマでは「その一年後」で済まされるありきたりな毎日を過ごす
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水島寒月
解体はあらかた済みてけふひと日大き重機の息潜めをり
4
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ムラサキセロリ
ほむほむにたかだかひとつ選ばれたぐらいで緩む頬っぺたでは、はっ。
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羽
星たちが島のようです仄暗い銀河をおよぐプラネタリウム
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